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PONOブログ

   2019年11月05日 カテゴリー : 健康 

 

70代後半の女性のお客様です。
夜になかなか眠れないため、二十年以上も前から睡眠薬を服用されていました。
最近、薬の量を増やしても寝付けなくなり、どうせ眠れないなら同じだと思って睡眠薬の服用を止められました。
すると、数日は寝られない日が続いたようですが、その後は全く薬を飲まなくても自然に眠れるようになったそうです。
おまけに、悩んでいた 頭のふらつき や 口の渇き といった症状まで改善してきたと喜んでおられました。
そして、今まで何のために睡眠薬を飲んでいたのだろうとも言っておられました。

血圧を下げる薬など、他にも同じような例を聞くことがあります。
不調に対して治療を足すばかりではなく、余分になっているものを引くという考えも、時には大切ですね。

寒天好きの隠し通路
眠肝心
「睡眠」をテーマに書いた記事です。
まだ眠くなければ、こちらもどうぞ。


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   2019年11月01日 カテゴリー : 健康 

 

生活の中で呼吸を観察していると、吸って・吐いての単純な繰り返しでは無いことに気付きます。
息を吸うときには身体に風が吹き込み、吐くと通り抜けて行きます。
それに合わせて身体に活力が満ちたり、弛んでいったりします。
体調や感情が揺れ動いているときには、荒れ模様になります。
緊張が強いと、完全に風が止まってしまっている場合もあります。

吸気と呼気の間には、凪(なぎ)の時間があり、穏やかに風がたなびいています。
動作に合わせて、状況に合わせて、息を吸うことも吐くことも出来ます。
細かい作業をしているとき、呼吸の振れ幅が小さくなるのは、鼻息で紙切れを飛ばさないための配慮だけではありません。
大きく息を吸っているときや吐いているとき、風は一方向に吹き、細かいコントロールが難しくなります。
息を吸って身体の帆を張り、凪いだ海に出るとき、最も集中力が高まり、自由度が増します。
呼吸の多様性を広げることは、きっと日々の活動を後押ししてくれます。

寒天好きの隠し通路
息昇沈
私が呼吸に伴う体感をまとめた記事です。
小難しい内容になっていますが、関心を持たれた方はお読みください。



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   2019年10月29日 カテゴリー : 健康 

 

スマートフォンの普及によって、目の疲れや首肩のトラブルを抱えた方が増えています。
スマホを見る姿勢がどれだけ身体に負担をかけているか、簡単な実験で確かめることが出来ます。
下を向いて座った姿勢と、背筋を伸ばして座った姿勢で、息を吸ったときの違いを比べてみます。
どちらが呼吸が入りやすいでしょうか。
さらに、姿勢を正した状態で、スマホを顔の前に持ってきた場合と、離れたところに置いてある物を見た場合も比較してみましょう。

姿勢や視点でこれほど呼吸に違いが生じることに驚かれた方もおられるかも知れません。
長時間、呼吸が入りにくい状態を続けていて、健康に良いはずはありません。
それは、伸び伸びと育とうとしている植物をずっと窮屈な箱に押し込められているようなものです。
姿勢が傾いてきたり、目の使い方に左右差があると、なおさらバランスは崩れていきます。

姿勢が整っているとき、空気の出入りに合わせて、骨盤が揺れ、背骨を呼吸が通っている感覚が得られます。
そして、深い呼吸の心地良さは全身に広がっていきます。
出来るだけ長時間のスマホの使用は避け、身体が喜ぶ時間を作っていきましょう!

寒天好きの隠し通路
位置遠効果
外を歩く時の視線について以前に書いた記事です。
まだ目が疲れていない方は、読んでみてください。


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   2019年10月24日 カテゴリー : 健康 

 

同じ光景を目にしても、そのまま素通りする人も居れば、それを自分の人生に活かす人も居ます。
画家なら絵のモチーフに、作家なら小説のアイデアに、スポーツ選手なら動作のヒントになったりします。
その人の興味が向いている先に、アンテナが張られているのだと思います。

それと同様に、健康であるためには、自分の身体で起こっている出来事に関心を持つことが大切です。
外界だけではなく、自分の内に向けたアンテナが必要になります。
病気や怪我といったハッキリとした症状だけでなく、小さな変化は日々起こっています。
そうした違いに目を向けることが、大きな災難を予防することに繋がります。

それは、薬や手術に頼らずに過ごしていくために欠かせないのでは無いかと思います。
自分以外に、自分の内で起きている出来事をキャッチできる人は居ませんからね。

寒天好きの隠し通路
身サイン
以前、同じようなテーマで書いた記事です。
興味を持たれた方は、こちらもどうぞ。


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   2019年10月21日 カテゴリー : 健康 

 

私たちが何かと関わり合うとき、その間にはイメージが介在します。

重いものを持ち上げようとするとき、それに応じて力が入ります。

柔らかいものに触れようとするとき、それに応じて優しく近付きます。

対象へ抱いているイメージに合わせて、無意識に身体の使い方を対応させています。

イメージの働きが足りていないと、発揮する力に過不足が生じて、身体を傷める原因になります。

反対に、イメージ力を高めることによって、それに合わせて身体をコントロールしたり、周りに反映させることも出来ます。

重いものを持ったときもしなやかに、硬いものを持ったときも柔らかく動けると、身体を固めずに動作を行えます。

取り組んでいる物事に対して明るいイメージを持っているほうが、良い結果が起こりやすいということもあります。

人に対しても、物に対しても、どういったイメージをもって関わっていくかというのは、とても大切ですね。


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   2019年10月17日 カテゴリー : 健康 

 

何か運動をするとき、動作をしているという実感を求めてしまうことがあります。

筋力トレーニングすると特定の筋肉に疲労が溜まり、ストレッチをすると特定の筋肉が伸びている感覚があります。

それは、全体のバランスという観点から見ると、偏りが生じたという捉え方も出来ます。

骨と骨の間にも、骨と筋の間にも、筋と筋の間にも、筋と皮膚の間にも隙間があります。

繋がって動けたときには、力がどこにもぶつからずに隙間を通り抜け、身体はバランスを変えていきます。

合気の稽古でも、拍子抜けするくらい楽に相手を転ばせられる時があります。

実感があるということは、そこで力が滞っているということでもあります。

日常の動作でいかに実感を減らし、感覚を高めていくかを課題にしています。


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   2019年10月05日 カテゴリー : 合気 

 

施術で、そうした深部の動きを感じる方もおられれば、感じられない方もおられます。
自覚があるかどうかに関わらず、入力された感覚は脳に伝わり、身体の可能性を内側から広げてくれます。
深部の動きが充実すると、表層の筋を緊張させる必要が無くなり、身体の自由度が増します。
呼吸の深さや脈のペースも変わり、内臓の働きが高まります。
視覚や聴覚といった感覚の変化に気付かれる方もおられます。

深部の動きは、とても控え目で繊細です。
余計な力や意図が働いた途端に、関係性が途切れて、姿が見えなくなります。
合気の鍛錬は、身体に自然に備わった動きを自在にコントロール出来るようにするところにあるのだと考えます。
表層の動きで対抗し合うと単なる力比べになりますが、自分の深部の動きに沿うことで、相手を内側から動かしてバランスを崩します。
相手の掴み手に合わせて力を抜いていく過程を、深部の動きと一致させます。
その際、相手との間の遊びを無くして、一体としておく必要があります。
呼吸で身体を前後左右に広げ、右回り左回りの伝わりを確認します。
平面的な空間に螺旋が加わることで、立体になります。
動きの方向や速度は、丹田によって調節します。
押すばかり、引くばかりの一方通行では、動きが止まって固まります。
深部の動きが妨げられることなく伝わり、全身の中で押す動きと引く動きが並行して行われることで、バランスを変え続けることが出来ます。

現代の生活は、新しい脳で処理する仕事や、表層の動きで済ませる用事が大部分を占めます。
けれども、生命の根幹から離れては、身体を診ることは出来ないのではないかと思います。
これからも深部で起きている現象に目を向け、お客様の健康に役立てていきたいと考えています。



寒天好きの隠し通路
成長快調
私が妻の出産に立ち会ったときに書いた記事です。
観点を変えてみたい方はどうぞ。


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   2019年10月03日 カテゴリー : 合気 

 

重い物を持つとき、腕に力を込めて持ち上げようとします。
バランスが崩れそうになったとき、身体を緊張させて元の位置に留めようとします。
私達はいつの間にか、筋力を込めた方が強い、固めた方が安定する、といった身体の使い方が染み付いています。
合気の稽古で相手に技を掛ける中で、力が抜けた状態の強さを学びます。
脱力しているからこそ、全身が協調して働き、自在にバランスを変えることが出来ます。
合気の上達は、気付かない内に身に付けてきた様々な思い込みからの脱却でもあると思います。

お客様の身体に触れさせて頂くと、横になってじっとしてもらっている時でも、身体の深部から起こる動きを感じます。
あたかもアメーバのような単細胞の生物が形を変えていくように、ゆったりと動いている流れがあります。
それは、呼吸や循環や排泄といった生命の根源的な働きに基づく動きであるように感じています。
身体は空気が出入りし、全身に血液が送られ、食物が消化され、緊張と弛緩が繰り返されています。
そうした働きはあまりに自然に行なわれているため普段は認識することはありませんが、内部は常に変化し続けています。

施術では、そうした深部の動きを顕在化させる触媒となり、その働きが増幅するように誘導します。
なるべく深部の動きを妨げないように器のバランスを整え、心身共にリラックス出来るポジションに近付けます。
そこから、自分の深部の動きで触れることで、初めて深部の動きを導くことが出来ます。
手を触れる場所も動いていく方向も決めずに、身体に備わった動きが伸び伸びと働くように心掛けています。
触れたところからバランスが一方向に寄り切って転換するタイミングが、最も変化が起こりやすくなります。
日々の使い方で形成された癖の動きではなく、根源的な動きを高めるように導きます。

 

寒天好きの隠し通路
乗り潮
私が深部の動きに注目し始めた頃に書いた記事です。
関心を持たれた方は、こちらもお読みください。



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   2019年09月27日 カテゴリー : 聞香 

 

聞香の会(9/21)

朝晩は寒いかな~?と感じる季節になってきました。
夏の暑さを感じていた身体はなかなか寒いとは感じることができなく、涼しくて気持ちいいと思うことも。
それが落とし穴で、身体の中が冷えているとは気付かず、冷えが原因で急に体調を崩すこともあります。
そして、夏の疲れが出てくる季節でもあります。

先生は直感的に「今日は足湯がいる」と思ってしてきたそうです。

流石です!

始まるまでの先生との会話は楽しくて、気付きも多いです。

ということで、今回はいつも以上に弛むようにと香木を選んでくれてきたそうです!

1香目で弛む弛む。

3香目で身体の芯から温まる足先までしっかり。

4香目は目が凄く弛んできて、頭も弛んできました。

身体が出来上がった状態での5香目がとにかく凄かったです。

あっ、これを聞くために1~4が必要だったんだな~と。

ごちそうさま!の5香目(笑)

弛むと子供にやさしく接することが出来るような気がします。
育児には身体の弛みが必要でそこからくる心の余裕がとても必要なのだなと毎度実感します。

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   2019年08月30日 カテゴリー : 合気 

 

多くの治療法は、その理論や技法に合わせて身体を使います。
編み出された先生にとってはベストな方法であっても、身体も感覚も違うため、同じことは出来ません。
場合によっては、施術をする度に自分の身体に負担を掛けてしまっていることもあります。
いくつもの治療法を使い分けようとすると、自分の中で統合していくことが、ますます困難になります。

センタリング・メソッドでは、合気がそのまま治療に使えることを教えて頂いています。
一般的には武術と治療は表裏一体という表現で語られることが多いですが、対比という印象はありません。
相手の中心を崩すか崩さないかの違いだけで、繋がりを誘導するという面で完全に共通しています。
自分のバランスを中心に近付けることで、相手を中心からずらして転ばせることも、中心に導いて整えることも出来るようになります。
自身の感性を磨くことが、患者さんを診る目を養い、施術の技術を高めることに直結します。
施術に合わせて身体を変えるのでは無く、自然な動作を身に付けることで、自ら治療を生み出せる身体を目標としています。

街中で集まって見える見えないと議論している星が、山から空を見上げると、いとも簡単に見えたりします。
医療の現場でも、そうした場面によく遭遇します。
自分の立ち位置が変われば、見える世界も変わります。
外から入ってくる情報を拠り所にするのではなく、感覚を元に外の世界を観るように立場を移します。
日々のどのような活動も、感覚の訓練の場とすることで、自分を健康に導くトレーニングや体操になり得ます。
感覚を信用できることは、そのまま自分への信頼に繋がります。
それは、身体の健康だけに留まらず、人生にも通じる転換になると考えています。


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