2019年12月
今年もありがとうございました
本年も、ありがとうございました。
御縁を頂いている皆様のおかげで、充実した一年を過ごすことが出来ました。
来年も、微力ながらも皆様の健康のお役に立てるよう努めていきます。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
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冬至
今日は冬至で、一年の内で最も日照時間が短い日です。
夜は、お客様に頂いた柚子を風呂に浮かべて、ゆず湯に入りました。
微かにゆずの香りがして、身体も温まりました。
子供は、「ミカンがある!」と不思議そうにしていました。
寒さの本番はこれからですが、その背景では少しずつ次の季節に向かっています。
年末年始は生活のリズムも崩れやすくなりますが、体調に気を付けて過ごしたいと思います。
N様、温かいお心遣いありがとうございました。
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意識
腕を上に伸ばしたときと、 棚の上のものを取ろうとするとき、似たような動きでも、両者の間には大きな違いがあります。
その違いはどこから来るのでしょうか。
運動学では、脳からの命令が神経を通って筋に伝わり、運動が起こるとされています。
けれども、私達はそうしたことを一つ一つ認識して動作を行なっているわけではありません。
座る姿勢をキープするのも、立ちあがるのも歩くのも、意識が先に動き、そこに動作が付いていきます。
身体を自由に動かせるようにすることと、意識の働きを高めていくことは一致します。
身体の内外に意識を広げるためには、呼吸が重要な役割を果たします。
風それ自体は目に見えませんが、吹き抜けるときの音や草木が揺れる様子や肌に触れた感触が残り、確かに通り過ぎたことが分かります。
それと同じように、お腹に吸い込んだ空気は、呼吸の広がりと共に指先や足先まで通っていきます。
単に腕を持ち上げたときと、息を吸いながら腕を上げたときを比べてみましょう。
呼吸に合わせて指の先まで伸ばすように意識すると、違いがもっと大きくなります。
同じように見える動きも、意識や呼吸が通っているかどうかで全くの別物になりますね。
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私が合気の稽古で体験したことを、同じようなテーマで書いています。
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緊張と弛緩
私達の身体は、いつも緊張と弛緩を繰り返しています。
息を吸うと力が満ちて張りが生まれ、吐くと弛んでいきます。
身体に深く呼吸が入るほど、大きな脱力が得られ、それが次の呼吸に繋がっていきます。
けれども、日々の活動で、緊張することがメインになってしまうことがよくあります。
忙しく身体を動かしていたり、休む暇もなく頭を使っていたりすると、心身が弛む間もありません。
呼吸との間のズレは、一日や一週間や一ヶ月といった長いスパンで見たときのリズムに反映されます。
弛緩よりも緊張の割合が高くなると、いつしか緊張している状態が当たり前になってしまいます。
動作を呼吸に合わせることは、身体が安らぐ時間を作ってくれます。
お茶を飲むときに湯呑みを持ったり置いたり、歩くとき脚を上げたり下ろしたりする間にも、緊張と弛緩があります。
そうした何気ない動作を呼吸に合わせてゆっくりと行なってみることで、いつもよりも力が抜けたり丁寧に動けたりします。
呼吸に目を向けながら、弛める時間を大切に過ごしていきたいものです。
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温度
今年もインフルエンザが流行し始めているようです。
熱が上がる前には寒気が起こります。
身体は免疫力を高めるために体温を上げようとするため、脳が設定した温度と実際の体温との間に差が生じます。
そのため、 暖かい布団をかぶっていても 、寒いように感じます。
そんなとき、お風呂で熱さを感じるまでお湯の温度を上げて感覚が一致すると、早く経過します。
温度の感覚は、肌で感じる以外にも様々な要素が影響しています。
外から暖めてもなかなか手足が温まらないこともあれば、寒い場所に居るのにポカポカしていることもあります。
体温は身体の内から起こり、先まで意識が行き届いているとき、全身に行き渡ります。
意識が薄いところがあったり、精神的に緊張したときにも、冷えが起こります。
口にする物、目にする色、鼻から入る香りによっても変化します。
熱や冷えを基準に生活を見直しても、色々な発見がありますね。
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年末年始の休業日
年末年始は、12月31日から1月4日までお休みを頂きます。
30日までは通常通り営業していますので、不調を感じている方はぜひご相談ください。
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第三回 聞香の会 その4
聞香の会(11/30)
やっと回ってきました、お正客(一番目に聞ける人)です。
香木の香りはすぐに変わってしまいます。
この聞香の会は5人で行っているのですが、1番目と5番目に聞く香りはかなり違います。
順番に回っていくことで、その違いをより感じることが出来るのです。
この日は寒暖差で身体が疲れ切った状態で、特に冷えと上半身の固まりがありました。
では、
1香目、一気にほぐしてくれました。欠伸が止まりません。結構ながーく楽しめました。
2香目、香りが瞬間に広がり、ふわ!キラと上がって頭スッキリ。
3香目、静かに華やかに香って落ちる
4香目、安心の香り(笑)
5香目、ばっちり落ちますね。
6香目(伽羅)文句なしです。身体が出来あがってるので、何もしなくてもスーっと入って、落としてくれます。
今回はまさに年齢を表している感じの順番で、20代のパッとした華やかな感じと30代の年齢を感じた
40代の落ちつき。。。50代の安心感。
この順番も、先生が弛むように考えて頂いてるのですが、もう私にばっちりでした。
いつも感じる、身体と心が弛むと優しくなれるな。。。と。
最後に練り香も焚いてもらったのですが、本物の香木の香りを聞いた後では、私の鼻は全く反応せず。
一度、部屋の外で深呼吸してからもう一度入るとわかりました。
恐るべし香木効果。
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