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2018年7月
『あくびをこらえる』 その4 ![](http://p-o-no.com/wp-content/themes/pono/img/b02.jpg)
胸の高さまで来たら、肘を前に向けて腕を上げます。
頭の上で両手が合います。
そこから、手を開いて中指の先端を合わせ、伸びられるところまで伸ばします。
先に腕を伸ばしきらずに、お腹や胸と繋げて伸ばしていくことがポイントです。
再度、姿勢をキープしたまま息を吐いて、力を抜きます。
それから、腕をゆっくりと下ろして、孔雀の羽を広げていきましょう。
水平の高さで肩甲骨を寄せると、腕が背中側に引き寄せられて、後方の意識が広がります。
一番下まで下りたら、両手の中指を中央に向けるように更に寄せて、身体をピッと伸ばします。
視線は斜め上を向きます。
自分の身体が繋がった状態を味わったところで、「孔雀のポーズ」は一区切りです。
体幹をそのままにして、手を脚の上に置き、一息つきましょう。
手を胸の前で合わせると、始めの合掌に戻ります。
最初と比べてみると、姿勢が変わっていることを感じられるかも知れません。
何度か行なったら、立ち上がって自分の身体の変化をチェックしてみましょう。
身体が引き締まって、ニッコリ。
以上で、「孔雀のポーズ」の説明は終わりです。
全体の流れをまとめてみましたが、言葉と写真だけでは伝えられる情報に限界があります。
分かりにくい部分がありましたら、直接アドバイスさせて頂きますので、是非ご連絡ください。
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『あくびをこらえる』 その3 ![](http://p-o-no.com/wp-content/themes/pono/img/b02.jpg)
「孔雀のポーズ」を行なう上で、重要なポイントが3つあります。
・呼吸に合わせる
常に呼吸を止めずに、深い呼吸のペースで動作を行います
・身体を伸ばす
姿勢を正して、身体のたわみが取れるポジションを取ります
・脱力して弛める
力を入れて形を作るのではなく、力を抜くことで生まれる動きを観察します
これらの要素は、先に紹介した「あくびをこらえる」に全て含まれています。
あくびが呼吸と関係していることは言うまでもありません。
体内の弦をピンと張れるポジションが取れて初めて、呼吸の響きを全身に伝えられます。
あくびと共に込み上がってくる緊張も、その後に訪れる弛緩も、普段に力を入れることで行なっている動作とは別物です。
「あくびをこらえる」が出来るかどうかは、「孔雀のポーズ」でこれらの条件を満たせているかを確認する基準にもなります。
それでは、遠くの一点に視点を置き、姿勢を正しましょう。
両手の手の平を合わせて、胸の前で合掌します。
この時、背中を伸ばして、肩甲骨を寄せます。
肘を前に出して、手首は引きます。
手は重みで前に倒して、両手の中央は少し膨らませておきましょう。
両側の肩甲骨を中央に寄せることで手を垂らし、そのまま腕の向きを回転させます。
肩甲骨がいっぱいまで寄り、胸が開きます。
聞き耳を立てているときのように、自然に首が伸びる感覚があれば上出来です。
姿勢をキープしたまま息を吐いて、力を抜きます。
次に、両手を上に上げていきます。
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