医療を受ける側にとっても施す側にとっても、「健康」があまりに日常から離れてしまっているのではないかと感じることがあります。
本来は、活動する中でからだを動かし、食事をすることで栄養を取り、睡眠によって休息を得られ、心身の働きがリズムを合わせて巡ります。
時に、病気やケガを経験し、そこから学んで、生活を摂生したり、行動を気を付けることが出来ます。
そうして、日々の生活によって健康が維持され、生を全うできるのが理想であるように考えます。
それだけでは、どうしても解決できない重大な怪我や病気が起こったときに、手術や薬によって助かる人もたくさんいます。
けれども、そうした緊急事態に対処する方法が進歩するあまり、患者さんが日常に遭遇する健康の悩みを解決するための医療が、ポッカリと抜け落ちているような印象を持ちます。
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私は、接骨院と整形外科で働いた経験があり、その両面から見た医療の現場について書いてみたいと思います。
少し文章が長くなりそうなので、何回かに分けて掲載します。
接骨院で働いていると、「ケガをして整形外科を受診したけど、ちゃんと体を診てもらえなかった」「病院で勧められて手術をしたけど却って不自由になった」という不満を聞きます。
整形外科では、「接骨院でこんな施術をされて痛くなった」とか「治療院に長い間通っていたけど、結局変わらなかった」といった声を耳にします。
当然ながら、それぞれの診療所や治療院によって評価は様々で、そうした意見は来院されている患者さんの内のごく一部の感想です。
けれども、その患者さんにとっては、経験した印象が全てになってしまうこともあります。
人体についてここまで解明された、難病の治療法が見つかったと、医学の発達に関するニュースがたびたび話題になります。
それにも関わらず、身の回りでこれだけ医療に対する不満の声を耳にするのは、なぜなのか考えることがあります。
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先週から、寒い日が続いています。
今朝も、自宅の周りで、うっすらと雪が積もっていました。
道路も建物も草木も雪に覆われ、いつもと違う景色が見れました。
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本年も、よろしくお願いします。
年明けは、明日、4日より営業いたします。
ご予約、お待ちしております。
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今年は、出産や育児を経験する中で、私達にとって大きな変化を感じる一年になりました。
多くの方から、あたたかいお言葉を頂き、皆様と御縁を頂けたことを、たいへん有り難く思っております。
そうした感謝の気持ちを、来てくださった方に、施術という形で精一杯応えていきたいと思っています。
来年も、皆様に素敵な出来事が訪れますように。
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今日は冬至で、一年で最も夜が長い日になります。
風呂に入るとき、実家から送ってもらった柚子を浮かべて入浴しました。
柚子の香りに包まれながら、からだも温まり、今夜もよく眠れそうです。
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今年も残すところ三週間余りとなりました。
年末年始は、12月30日から1月3日を休業日とさせていただきます。
よろしくお願いします。
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兵庫県立美術館で開催されている『ポンペイの壁画展』に行ってきました。
ポンペイは、およそ2000年前に火山の噴火によって火砕流に埋もれたイタリア南部の古代都市です。
人物や動物の絵、宗教画、壁が描かれただまし絵のような壁画などバラエティ豊かな作品を、当時の人々の暮らしを想像しながら観ることが出来ました。
長い時を経て火山灰の下から掘り起こされた壁の土の質感に、キャンバスとはまた違った重みを感じました。
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息子も外の世界への関心が広がり、体や首を大きく動かしながら、周りを見ようとします。
その様子を眺めながら、赤ん坊が初めて見る世界とは、どのようなものか想像することがあります。
目の前のあらゆる物に、名前や役割や意味といった記憶を結び付けず、ただそこに在る景色がそのまま映ることをイメージします。
それは、何のフィルターも通さない、純粋な感覚と呼べるのかも知れません。
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息子が産まれてから、五か月が経ちました。
最近は、仰向けで寝返りをしようとしたり、うつ伏せで頭や脚を持ち上げたり、少しずつ出来る動作が増えてきました。
声を掛けるとよく笑ってくれて、私たちの顔も認識してくれるようになりました。
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