今年も夙川沿いでは、桜が綺麗に咲いています。
コロナウィルス流行のため、毎年行なっている当店の花見イベントも中止にしました。
しばらく大変な状況が続きそうですが、少しでも早く穏やかな日常に戻ることを願っています。
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立っているときに、足の裏に意識を向けてみると、少しづつ重心が移っていることを感じられます。
身体は、重心の変化を感じ取ってバランスを変え、一定の範囲内で揺らいでいます。
自転車が走っていることで安定するように、常に変わり続けることで均衡が保たれます。
傾きが大きすぎて範囲から外れたときは、バランスを崩して転んでしまいます。
それは、健康の概念そのものにも当てはまります。
病は健康と対極にあるものではなく、健康をセンターとした揺らぎが身体の不調だと考えます。
健康な状態から、どちらか一方に大きく振れると病になります。
基準となるセンターは人によって違います。
例えば、健康的な食事を考えるとき、栄養はバランス良く取るべきだという考え方が一般的です。
私も、食生活が偏らないように心掛けています。
けれど、野菜しか食べない主義の人もいれば、植物が全く育たない国で生活している人もいます。
そのどれが健康であるか、一概に比べることは出来ません。
選んだ生き方や生活している環境によって、センターは変わって行きます。
自分がバランスを取れる臨界を知り、振れ幅を小さくしていくことが大切なのだと思います。
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この間の休日は、私の実家に帰省していました。
それまでに積もっていた雪がたくさん残っており、子供と一緒にそりで滑ったり、雪だるまを作ったりしました。
子供にとっては初めての雪遊びで、とても楽しそうでした。
O
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聞香の会(1/25)
今回で最後の聞香です。早い!
暖冬なので、そんなに寒い!!と思うことが少ないですが、昨日が暖かかっただけに、今日は寒く感じられます。
なので、身体は冷え冷えです。
参加者が3人でしたので、ゆったりと堪能させてもらいました。
一香目
まずは、全体が弛みます。今日もあくびが止まりません(笑)
二香目
すっきりとした香り
三香目
じんわりときます。
が、身体が細く通せるようになります。
四香目
これは、お正客とその次では全く香りが変わってくるものです。
お正客の特権を味わえる香です。
頭、スッキリです。
五香目
もう一度全体に緩ませてくれて、
最後は、伽羅
もう、言わずもがな、です。
こんなにしっかり5香聞いてきたのに、それでも格別です。
嗅覚は一番マヒしやすい感覚器なので、より強い匂いを求めます。
が、それでもバッチリ聞かせてくれるのは流石だなと毎回思います。
しかも、最終回なので特に良い物を用意してくれていました!!! やった!!!
いつもより、緩急がすごくしっかりしていた回のようでした。
私的に今までで一番しっかり聞けたような気がします。
回数を重ねたお陰か、いつもより回数が多く回ってきたからなのか。。。
ゆったりとした、幸せな時間を過ごさせて貰いました。
一年間、ありがとうございました。
N
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正月は、実家に帰省して、家族でゆっくりと過ごせました。
今年も張り切ってまいります。
本年も、よろしくお願いします。
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本年も、ありがとうございました。
御縁を頂いている皆様のおかげで、充実した一年を過ごすことが出来ました。
来年も、微力ながらも皆様の健康のお役に立てるよう努めていきます。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
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今日は冬至で、一年の内で最も日照時間が短い日です。
夜は、お客様に頂いた柚子を風呂に浮かべて、ゆず湯に入りました。
微かにゆずの香りがして、身体も温まりました。
子供は、「ミカンがある!」と不思議そうにしていました。
寒さの本番はこれからですが、その背景では少しずつ次の季節に向かっています。
年末年始は生活のリズムも崩れやすくなりますが、体調に気を付けて過ごしたいと思います。
N様、温かいお心遣いありがとうございました。
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腕を上に伸ばしたときと、 棚の上のものを取ろうとするとき、似たような動きでも、両者の間には大きな違いがあります。
その違いはどこから来るのでしょうか。
運動学では、脳からの命令が神経を通って筋に伝わり、運動が起こるとされています。
けれども、私達はそうしたことを一つ一つ認識して動作を行なっているわけではありません。
座る姿勢をキープするのも、立ちあがるのも歩くのも、意識が先に動き、そこに動作が付いていきます。
身体を自由に動かせるようにすることと、意識の働きを高めていくことは一致します。
身体の内外に意識を広げるためには、呼吸が重要な役割を果たします。
風それ自体は目に見えませんが、吹き抜けるときの音や草木が揺れる様子や肌に触れた感触が残り、確かに通り過ぎたことが分かります。
それと同じように、お腹に吸い込んだ空気は、呼吸の広がりと共に指先や足先まで通っていきます。
単に腕を持ち上げたときと、息を吸いながら腕を上げたときを比べてみましょう。
呼吸に合わせて指の先まで伸ばすように意識すると、違いがもっと大きくなります。
同じように見える動きも、意識や呼吸が通っているかどうかで全くの別物になりますね。
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目に見えないもの その1
私が合気の稽古で体験したことを、同じようなテーマで書いています。
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私達の身体は、いつも緊張と弛緩を繰り返しています。
息を吸うと力が満ちて張りが生まれ、吐くと弛んでいきます。
身体に深く呼吸が入るほど、大きな脱力が得られ、それが次の呼吸に繋がっていきます。
けれども、日々の活動で、緊張することがメインになってしまうことがよくあります。
忙しく身体を動かしていたり、休む暇もなく頭を使っていたりすると、心身が弛む間もありません。
呼吸との間のズレは、一日や一週間や一ヶ月といった長いスパンで見たときのリズムに反映されます。
弛緩よりも緊張の割合が高くなると、いつしか緊張している状態が当たり前になってしまいます。
動作を呼吸に合わせることは、身体が安らぐ時間を作ってくれます。
お茶を飲むときに湯呑みを持ったり置いたり、歩くとき脚を上げたり下ろしたりする間にも、緊張と弛緩があります。
そうした何気ない動作を呼吸に合わせてゆっくりと行なってみることで、いつもよりも力が抜けたり丁寧に動けたりします。
呼吸に目を向けながら、弛める時間を大切に過ごしていきたいものです。
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今年もインフルエンザが流行し始めているようです。
熱が上がる前には寒気が起こります。
身体は免疫力を高めるために体温を上げようとするため、脳が設定した温度と実際の体温との間に差が生じます。
そのため、 暖かい布団をかぶっていても 、寒いように感じます。
そんなとき、お風呂で熱さを感じるまでお湯の温度を上げて感覚が一致すると、早く経過します。
温度の感覚は、肌で感じる以外にも様々な要素が影響しています。
外から暖めてもなかなか手足が温まらないこともあれば、寒い場所に居るのにポカポカしていることもあります。
体温は身体の内から起こり、先まで意識が行き届いているとき、全身に行き渡ります。
意識が薄いところがあったり、精神的に緊張したときにも、冷えが起こります。
口にする物、目にする色、鼻から入る香りによっても変化します。
熱や冷えを基準に生活を見直しても、色々な発見がありますね。
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