今回から、新しいメンバーでの聞香の会が始まりました。
香炉の持ち方やお香の聞き方などを一から教わることができ、新たな気持ちで参加することが出来ました。
今回は、初めて体験される方を想ってか、香りの違いが分かりやすいように組み合わせてくださいました。
言葉では表せませんが、広がっていくものや鋭いもの、甘味を感じるものや香ばしいもの、それぞれの特色を感じやすく、どれも良い香りでした。
回す回数や終わるタイミングなど、一つずつ香木の都合を訊きながら、順番に回してくださいました。
香炉の温かさも手伝って、内からも外からも身体が温まっていくことを感じられました。
いつの間にか、無意識の緊張が弛み、鼻が通って呼吸も深まり、気持ち良く身体を揺らしている自分に気付きました。
皆様とお話ししながら、ゆったりとした時間の中で、身体に起きている変化を味わうことが出来ました。
初めて香を聞いた時は、一つ一つの香りの違いや身体の反応を感じ取れていなかったことを思い出しました。
毎月、聞香を体験させて頂くことで、知らない間に感覚が変わっていることに驚きました。
こうした得難い経験をさせて頂いていることに、心より感謝しております。
Y先生、参加された皆様、本当にありがとうございました。
来月も、よろしくお願いします。
O
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セラピスト野戸は、二人目の子供の出産に向けて、11月より産休に入ります。
復帰する時期については、当ブログにて発表します。
今月いっぱいまで予約を受け付けておりますので、ご依頼お待ちしております。
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NHKスペシャル シリーズ 人体 神秘の巨大ネットワークより
今、医学の世界で、これまでの「人体観」を覆す、巨大なパラダイムシフトが起こりつつある。今までは、人体のイメージと言えば、「脳が全体の司令塔となり、他の臓器はそれに従う」というものだった。ところが最新科学は、その常識を覆した。なんと、「体中の臓器が互いに直接情報をやりとりすることで、私たちの体は成り立っている」そんな驚きの事実が明らかになってきた。このいわば「臓器同士の会話」を知ることで、いま医療の世界に大革命が起きている。
9月29日、10月1日にNHKで放送されていた「NHKスペシャル」を観ました。
最新の科学で解明された人体の働きを紹介する番組で、最先端の技術で撮影された、免疫細胞の活動や腎臓のメカニズムといった映像に驚きをもって観ていました。
「新しい人体観」には、何千年も前から続いている東洋医学との共通項もみられることを興味深く感じました。
臓器のメッセージ物質による治療法は、その効果を素晴らしいと思うと共に、「病」に対する捉え方といった根本的な部分が見直されないまま使われていくことへの懸念も感じました。
これから医学がどのような方向で進んでいくのか、見続けていきたいと思います。
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4月から体に聞く、効くと始めた聞香の会も今回が最後になりました。あっと言う間でした。
今までは、自分への反応を見てきましたが、今回は自分が変わると人への伝わり方がどう変わるか?を確認しました。
最後とあって、みんなの雰囲気が一回目よりガラリと変わってました。もう、聞く体勢ばっちり☆
1香目ジワリジワリと長ーく楽しめる香り。体と心が一気に弛む感じ。
最近、更年期みたいな症状が出ていて、上半身がとにかく暑い感じだったのが、香炉の温かさと香りで芯が温もっていきます。すると、汗がだんだん引いてきて、子宮が温まるような感じに。
思っていたよりも、芯と下半身が冷えていたようです。
3香目あたりで、場の雰囲気で弛む感じも出てきました。
一回目の時のあのバタバタした感じがなく、みんなそれぞれの弛んでいく感じを味わってます。
6香目 いい伽羅の香りを聞きつくして終了。もう、あくびが止まりません。
名残惜しい。。。
最後に確認作業。
自分が相手の腕を持つ手もそうなんですが、相手に持たれた時の自分の力の抜け方が半端ない!!
これはスゴイ!!
K元さんの奥様が出産予定日間近のお腹もすごい変わりよう。始めは、一時間も座っていられるのか?と不安があったみたいで、脚を開いている方が楽と言われていたのが、最後にはしっかり締まった状態で座って、お腹の形もスッキリ。
出産頑張ってください!!
今回このような素敵な会を開いてくれました先生と一緒に聞香できた皆様に感謝しております。
N
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お盆休みは、家族で私の実家に帰省していました。
高校の同窓会に出席したところ、卒業して以来17年ぶりに逢う友人もいました。
お互いの現況を伝えたり、懐かしい話もでき、楽しい時間を過ごせました。
O
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先週はお休みさせていただいたので、一回空いての参加です。
今回は、Oリングテストをしてから、聞香スタートです。
ちなみに、薬指と小指が弱かったです。
前回は一番始めに聞かせて頂いたので、今回は最後から2番目。
聞く順番が変わると、香の変化も感じます。
今回も6種類の香を焚いていただきました。
まず、一香目。
少し離れた場所なのに、焚いた瞬間すごく香りがきました。
第1回目の時は2番目に座っていたのですが、香木を乗せた瞬間にはあんまり感じることは出来なかったんですが、今回は
結構しっかりきました。
自分が敏感になってきているな!という印象です。
2香目独特な香りで、
3香目はとっても頭がスッキリ!脳にズドンって感じ
4香目に伽羅
この辺で肋骨の締まりが出て、骨盤がしっかり立ってくるのを感じました。
シャープな感じの香りでした。
5香目でより吸う感じが深くなり
最後に伽羅(4番目よりもっといい物)
自分の感覚も鋭くなっているのか、何も意識しなくても、しっかり吸えるし聞くことができます。
終わりに再度Oリングテスト。しなくてもいいくらいに、ちゃんと手の内が寄っているのが感じられます。
手がしっかり決まるようになって、KMくんが鍼を取りだしたので、すかさず調整をお願いしました。
鍼の抜けて瞬間が、「ワ!!」って感じ(←言葉にならない感覚です)
スゴイ!!繊細でなおかつ抜けが早い。
K元さんの奥様のお腹の中の赤ちゃんは、今回は落ち着いていたそうです。
私達でもすぐにあくびが出てしまうくらいリラックスするんだから、敏感な赤ちゃんはもっとかな~♪
次回で聞香の会は最後でーす。
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現代医学は科学をベースにして作られ、視覚化や数値化が出来ないものを蔑ろにしてしまっているように感じます。
しかし、身体を診ていく上で本当に大切なものは、そうした科学的に説明できない部分にこそ在るように思います。
どれほど精巧に、人体に似せたアンドロイドが造られたとしても、それは決して人間にはなり得ないように、生命は「形」ではなく、その背景にある「働き」があって初めて成り立つと考えているからです。
表面に表れている「形」だけを診て、薬や手術によってそれを変えてしまうことは、身体に備わった「働き」に悪影響を及ぼす場合もあります。
週に一回、鍼治療をさせて頂いたお客様で、三ヵ月ほどで足の指の関節の変形が改善した方がおられます。
関節を矯正するような施術は何もしていませんが、身体の内の「働き」が高まる方向に向かえば、自然に「形」も整うということを、お客様から学ばせて頂いています。
そして、その方の持つ身体の「働き」をより良い方向に導くには、自分の「働き」によってしか為すことは出来ないことを感じています。
これからも、身体を通して、自然の「働き」を見つめ続けていきたいと思います。
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そうした働きは、手に限ったものではなく、身体のあらゆる場所に見られます。
例えば、眼は「ものを見る」という受動的な役目をする感覚器と考えられていますが、目に見えない情報が出入りする通り道でもあることを学びます。
肺は、「酸素と二酸化炭素のガス交換」という役割だけでなく、呼吸によって身体の様々な働きと深く関わっていることを体感します。
空気の出入りに伴って肺が膨らんだり縮んだりするのと同様の感覚で、呼吸で全身を満たしたり、一箇所に集めたり、目指す経路に通したり出来ることを知ります。
合気道の稽古の中で、そうした身体に備わった働きを存分に発揮できると、自分でも驚くほど大きな力が生まれることを体験します。
東洋医学の経絡には、「肺経」や「大腸経」といったように、内臓と同じ名前が付いています。
正確には、江戸時代に蘭学が伝わった際に、日本語には無かった個々の臓器の名前を、それ以前から使用されていた経絡から転用して翻訳したという歴史があります。
経絡の名前は本来、内臓そのものの「形」を意味するのではなく、その「働き」によって付けられています。
例えば、肺経に滞りがある場合でも、必ずしも肺の実質に問題があるという訳ではなく、関係の深い働きに偏りが生じていると考えられます。
その働きは、肉体のみならず、感情や意識や取り巻く環境など、当人に携わるあらゆる要素を含みます。
いずれかの経絡が滞っていると、円滑な活動を妨げる原因になり、それが様々な症状として現れます。
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8月13日・14日は休業日とさせて頂きます。
それ以外の日は、通常通りの営業となります。
よろしくお願いします。
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現代の科学は、客観的に証明できる研究や実験を積み重ねることで発展してきました。
けれども、科学的な視点を通して見ているのは、世界の一面ではないかと思うことがあります。
私は、合気道や呼吸法の稽古を通して、「形」としては目に見えないものに触れ、その大切さを感じています。
これから数回に分けて、それらの一端を紹介させて頂きたいと思います。
合気道には、相手に自分の手首より上を掴まれた状態で、相手を転ばせる技があります。
握られている自分の腕の力を抜いて、相手から受けた力を返すとき、手に空中を掴むような動きが起こります。
形の上で見ると、実際に相手と接触していない手の動きは関係ないように思えますが、それによって技が効くか否かが左右されます。
技を受ける側の立場では、自分が相手の腕を掴んでいるはずなのに、まるで相手に掴まれているかのような印象を抱きます。
つまり、掴むという行為の本質は、実際に手の中に掴もうとする対象を握っているかという「形」ではなく、その動作に至る「働き」にあると言えます。
稽古を通じて、いくら「形」だけ真似ても、「働き」が伴っていなければ全く力が伝わらないことを、たびたび経験します。
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