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PONOブログ

‘合気’

合気の学び その2

   2018年02月14日

 

合気の技では、相手を別物ではなく、自分の一部として捉えます。

相手の都合を受け入れるように力を抜くことで、一体として息を吐き、両者が脱力した状態に近付けます。

自分の中心を保ちながら、全体のバランスを変えることで、結果として相手が伸び上がっていくと合気上げになります。

お互いが一致した状態になると、相手の滞っている場所を感じられます。

それは、合気の技では相手のバランスを崩す弱点となり、施術では相手を弛める手掛かりとなります。

相手は人に限ったものではなく、道具を用いた場合でも同様に伝わることを学びます。

剣術では刀を使って身を守り、鍼術では鍼を持って治療します。

道具も自分の一部として扱うことで、その特徴を活かして力を発揮することが出来ます。

心や体の緊張は、相手との間に壁を作り、境界を生み出す要因となります。

自分という最小単位で心身のバランスを取れなければ、相手を含めたより広い繋がりには対応できないことを実感しています。

合気の学びが、武術に留まらず、思想や哲学にも通じる深みを内包しているように感じるのは、生命の持つ根源的な働きに根差したものだからではないかと考えます。


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合気の学び その1

   2018年02月10日

 

合気の稽古をすることは、呼吸や動作の学びと同時に、発想を変えることであるように感じます。

合気道には、合気上げという技があります。

相手に両腕を押さえられた状態から、バランスを崩して転ばせます。

合気道を学び始めた頃は、肘を曲げたり、腕を上げたりというように、筋力で相手を動かそうとします。

けれども、相手の体重を腕の力で上げるのは無理だということに気付き、自分の身体に目を向けるようになります。

そして、呼吸の力を活かしたり、全身を協調して働かせることを学びます。

その過程で身体が変わる度に、身体観が変化していきます。

合気上げを掛ける側だけを主体として見ると、一方がもう一方を持ち上げているように見えます。

そうしたイメージの元、技を掛けようとすると、自分の力だけで相手を動かす必要があります。

自分の世界との関わり方に基づいて、動作が生まれます。

つまり、発想が変わらなければ、いつまで経っても、同じ動作を繰り返してしまうということが分かります。


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