医療の現場 その2
2017年02月01日 カテゴリー : 健康
医療を受ける側にとっても施す側にとっても、「健康」があまりに日常から離れてしまっているのではないかと感じることがあります。
本来は、活動する中でからだを動かし、食事をすることで栄養を取り、睡眠によって休息を得られ、心身の働きがリズムを合わせて巡ります。
時に、病気やケガを経験し、そこから学んで、生活を摂生したり、行動を気を付けることが出来ます。
そうして、日々の生活によって健康が維持され、生を全うできるのが理想であるように考えます。
それだけでは、どうしても解決できない重大な怪我や病気が起こったときに、手術や薬によって助かる人もたくさんいます。
けれども、そうした緊急事態に対処する方法が進歩するあまり、患者さんが日常に遭遇する健康の悩みを解決するための医療が、ポッカリと抜け落ちているような印象を持ちます。
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