掃除機
2019年11月18日 カテゴリー : 健康
日常生活で不自由な動作を尋ねると、掃除機や洗い物など前屈みの姿勢が辛いという方が多くおられます。
掃除機のノズルは、腕だけで無く、肩でも、背中でも、腰でも、脚でも動かせます。
問題は、どれが正しいか間違っているかでは無く、知らない間に発想が固定してしまうことにあります。
発想が固まると、身体の動きがパターン化されて、同じ場所ばかりに負担が掛かります。
腕が疲れるときや腰が重たいとき、動いていない場所はどこか、動作をしながら全身に気を配ります。
そして、そこが動くように姿勢を変えて、もっと楽に動ける方法が無いか試してみます。
歩いているとき、腕を振ろうとしなくても自然に腕が揺れます。
これは、四つ足の動物と同じように、人間も腕と脚の動きが体幹を通して連動するために起こります。
どこも止めるところが無ければ、全身は協調して動きます。
これは、どのような動作にも当てはまります。
自由に伸び伸びと動けると、きっと身体を動かすのが楽しくなります。