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『家庭の人体力学』

   2019年04月27日 カテゴリー : 書籍, 骨盤 

 

『家庭の人体力学』 井本邦昭・著より、引用させて頂きます。

生理期間をうまく過ごせるかどうかは、骨盤の状態で決まります。
毎月ある生理は、女性にとって体をリフレッシュさせる一番のチャンス。 体にとって不要となった血を排泄するのですから、本来は気持ちがよいものです。
しかし、現代の女性は、ストレスや汗をかかない生活習慣などから体の様々な部位に負担をかけているため、骨盤の開閉がうまくいかず、痛みを引き起こしてしまうことがあるのです。

女性の骨盤内には、出産に必要な子宮や卵巣が備わっています。毎月、女性ホルモンに連動し て骨盤はわずかに開閉し、生理がスムーズに行われます。
しかし、生殖器や呼吸器と関係の深い頚椎4番に負担がかかると、血流や神経伝達、ホルモンの分泌が悪くなり、排卵がしにくくなったり、生理が長引くなどの影響が出ます。生理のときも、骨盤の開き方に左右でアンバランスが生じるなど、骨盤の開閉がうまくいきません。体は骨盤を収縮させて痛みを起こすことで、何とか骨盤を開こうとするのです。
一日中パソコンを使っていたり、育児や介護で腕を使いすぎても、背中の筋肉が硬直し、その 緊張が骨盤に伝わって骨盤の開閉がうまくいかなくなることがあります。また、過度なダイエットで血流やホルモンのバランスが崩れたり、子宮の急処である足首を冷やすことで生理痛が現れ ることもあるのです。

(引用終了)

骨盤の自由度は、内臓の働きにも影響を及ぼします。
特に女性は、性周期に合わせて身体も大きく変化し、骨盤の状態に体調が左右されやすくなります。

骨盤の内部は、子宮や卵巣といった生殖器だけでなく、直腸など消化器の居場所でもあります。
骨盤のバランスを整えることは、消化や排泄の働きを高め、ウエストやお尻のラインをスッキリさせます。


 

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