医療の現場 その5
2017年02月08日 カテゴリー : 健康
患者さんが皆違うように、医師や柔道整復師も一人一人歩んできた道は違います。
したがって、医療の現場で行われる施術は、本来もっと独自性が生まれて然るべきだと思います。
万人に効果のある治療があるとすれば、それ以外の治療法はとっくに淘汰されているはずです。
国内だけを見ても、「現代医学」の範疇に収まりきらないグレーゾーンがこれだけ存続しているのは、患者さん一人一人に対応するためにはそれだけの多様性が必要とされているからではないかと考えます。
それは、治療するための知識や方法の幅というだけではなく、人と人との繋がりといった根源的な部分に因るところも大きいような気がしています。
誰かが作った枠組みの中からではなく、各々にとっての自己を健康に導いてくれているあらゆる要素から、患者さんの日々に寄り添う医療が生まれてくるではないかと思います。
そうした個々の発展から全体が進歩する方向に転換し、その上で患者さんの負担を減らし選択を増やしていけるような仕組みを作っていくことを理想と考えます。
当店も、一つの選択肢として、選んでくださったお客様のご期待に沿えるよう、全力で応えていきたいと思っています。