姿勢について その3
2015年06月26日 カテゴリー : 健康
姿勢を整えたところから、背中を伸ばしたまま、息を吐くペースに合わせて、ゆっくりとお辞儀をしていきます。
そして、息を吸いながら、ゆっくりと元の位置まで戻ります。
骨盤が傾いていくと、お尻や足の裏に掛かっている圧力の掛かりかたが変わっていきます。
足の裏にしっかり重みを伝えていけるように、足を置けているかどうかが重要です。
そのまま、足に重みを乗せていくと、それと同じだけの力を床が返してくれます。
普段、道路を歩いているときに、足が地面にめりこまないのは、その力のおかげです。
この力のことを、反作用と呼びます。
重みを床まで下ろしていくのと同じように、床からの反作用も、途中でぶつからないように上へと伝えていくことが大切になります。
膝に力が入っていると膝が詰まり、腰を反らせていると腰に負担が掛かります。
楽な姿勢では、下に落ちる力と上に昇る力が滞らずに循環し、向かう方向は呼吸によってコントロールされます。
当店では、呼吸に合わせて行なう運動によって、姿勢を改善する方法をご紹介しています。
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