腰の痛みと猫背
2017年05月18日 カテゴリー : 健康
60代の女性のお客様です。
腰部に痛みがあり、特に朝起きたときがつらいと言われていました。
背部が丸くなっており、壁に踵を付けて立って頂くと、頭部が壁から大きく離れていました。
仰向けで寝ると、腰の痛みが現れ、高めの枕を入れないと首が反って顎が上がった姿勢になっていました。
猫背になっていることは自覚されており、仕事で座っているときも背中を伸ばすように意識をしたり、家では腹筋や背筋を鍛えるトレーニングをされているとのことでした。
横向きで体幹の緊張を弛めた後、仰向けで背骨の下に半円の枕を入れて、呼吸をして頂いたり、腕や脚の力が抜けるように施術をさせて頂きました。
脱力によって腕が重みで下りてくると、肩甲骨が中央に寄って胸部も開き、頭部の着き方も変わってきました。
無理に背筋を伸ばそうとしなくても、余分な力が抜けると、背中が伸びていくことを実感して頂けたようでした。
最後に、座っている時の脚の着きかたや、呼吸でからだを伸ばす体操などをアドバイスさせて頂きました。
当店では、筋肉を縮めるばかりでなく、伸び伸びと働けるからだを創っていくお手伝いをさせて頂いています。