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医療の在り方 その2

   2017年04月04日 カテゴリー : 健康 

 

健康診断や予防接種を受けることで病気のリスクが減り、「生活習慣」を正すことで多くの病を予防できると言われています。
けれども現実には、毎日、大勢の人が病院に訪れ、たくさんの薬が処方され、医療費は年々増え続けています。

「血圧が高いと脳や心臓の重病に繋がる」「骨密度が下がると骨折のリスクが高まり寝たきりになる」「太ももの筋肉を鍛えないと膝に負担が掛かって関節が変形する」といった起こりうる将来の心配をあちこちで耳にします。
そうした需要に応じて、病院で薬が処方され、店でサプリメントが売られ、テレビでは健康に関する番組が流れます。
それらが本当に必要な人もいると思いますが、予防が不要であったり、やり方が合っていなければ、新たな不調を呼び起こしてしまう可能性もあります。

「健康」の基準は他の誰に決められるものではなく、本来、自分自身が最も近しい存在であるはずです。
しかし、現代社会では、生活する場や口にする飲食物、自分の健康でさえ、自らが把握できる範囲から離れてしまっていることがあります。
現代における「不安」の多くは、それらを委ねている国に対して、企業に対して、医療に対して、あるいは他人に対しての信頼が揺らいでいるところが大きいような気がします。


 

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