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医療の在り方 その1

   2017年03月31日 カテゴリー : 健康 

 

不景気や少子化といった現代社会の問題が語られるとき、「先行きに不安があるから」ということがよく理由に挙げられます。
そうした話を聞き、問題の本質はどこにあるのか考えることがあります。
将来どうなるか分からないということで言えば、今の時代に限った話ではないように思えるからです。

過去の歴史を見ても、各時代ごとに為政者は変わり、大きな天災や疫病や戦争がたびたび起こっています。
資本主義の経済は発展し続け、国によって老後の生活が保証され、誰もが安定した生涯を過ごせるというのは、近代になって作られた理想なのではないかと感じます。

将来にしても経済にしても健康にしても、「先が分からないこと」をネガティブに捉えると、不安が伴います。
そうした不安を取り除くために、いつの時代にも形を変えながら、宗教や医療が存在してきたのではないかと思います。
自分や家族の健康に不安を抱くとき、医療によって症状が治ったり、予防できることが、多くの人々を救ってきたのだと思います。
けれども、本来は「希望」となるはずの医療も、進む方向によっては、かえって不安を生み出してしまうこともあるように思います。


 

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