欲求
2021年03月07日 カテゴリー : 健康
人には色々な欲求があります。
それには、身体から生み出される欲求と、頭で考えて起きる欲求があります。
例えば、空腹感を感じることでお腹がすいたことを自覚する時もあれば、食事の時間が来たから空腹感を自覚する時もあります。
意識を向けた先に、身体は反応します。
トイレに行きたくなくても、出掛ける前に済ませておこうと思うことで、尿意が高まったりします。
尿意が高まったからトイレに行くのとは、欲求の出どころが違います。
現代の生活では、身体の欲求にそのまま従うのは難しい場面がたくさんあります。
眠たくて仕方ないのに、それを抑えて用事をしなければならないこともあります。
けれども、あまり本来の欲求とのズレが増えていくと、不調を引き起こす原因になります。
同じようなことは、日々の行動にも当てはまります。
自分が本当にやりたいと望んでいることと、頭で考えてやっていることがあります。
やるべきことを出来たときは、例えそれが大変なことであっても、充実感があります。
頭で考えて楽な方に走ると、一時的に安らぐように感じても、満たされる感覚は生まれにくくなります。
自分の内から起こる欲求になるべく沿っていくことが、心身共に健康でいるために大切だなぁと思っています。