足の爪と股関節痛
2017年03月03日 カテゴリー : 健康
50代の女性で、右の股関節が痛むという訴えで来店されました。
下肢の捻れを調整していて、足の指に触れたとき、「実は親指の爪の色がおかしくて…」という話をされました。
靴下を脱いで見せていただくと、親指だけ爪の色が黒っぽく、外反母趾の傾向もみられました。
最初、親指の巻き爪が痛くなって整形外科に行かれ、改善したものの爪の色が気になって皮膚科に通われ、その後、同じ側の股関節が痛くなってきたそうです。
施術後に、立っているときや歩いているときの重心の掛け方をアドバイスさせていただきました。
足の親指がこんなにちゃんと着いている感覚は今まで無かった、と言われました。
普段の体重の掛け方や脚の使い方が、関節の痛みに繋がることもあれば、足の爪の形や色に影響することもあります。
様々なからだの不調は、それぞれ別の原因ではなく、バランスの崩れから関連して起こる場合もあるようです。